コラム

認知症の種類と特徴について

認知症には、さまざまな種類があることをご存じですか?
誰しもがなり得るため、それぞれの特徴や症状を知っておくと安心です。
そこで今回は、認知症の種類と特徴について紹介します。
▼認知症の種類と特徴
■アルツハイマー型認知症
認知症のなかで最も割合が多く、全体の70%近くを占めているのがアルツハイマー型認知症です。
アミロイドベータという特殊なタンパク質が脳に沈着し、脳が萎縮することで発症します。
進行すると、日付がわからなくなったり家事ができなくなったりなど、日常生活に支障をきたします。
■血管性認知症
アルツハイマー型認知症に次いで多く、認知症全体の約20%を占めているのが血管性認知症です。
脳梗塞や脳出血が原因となり、脳細胞が破壊されることで引き起こされます。
具体的な症状は、歩行障害・言語障害・排尿障害などです。
■レビー小体型認知症
脳にレビー小体というタンパク質がたまり、神経細胞が破壊することで発症します。
手足の震えや歩行障害などがあり、転倒しやすくなるため注意が必要です。
その他の症状として、存在しないものや人が見える幻視がみられることもあります。
■前頭側頭型認知症
脳の前頭葉や側頭葉が委縮して起こる認知症で、症状がゆっくりと進行するのが特徴です。
人格変化・行動障害・言語障害など、さまざまな症状があらわれます。
占める割合は大きくありませんが、国の指定難病に認定されている認知症です。
▼まとめ
認知症には、アルツハイマー型認知症・血管性認知症・レビー小体型認知症・前頭側頭型認知症があります。
歩行障害や言語障害などざまざまな症状があり、適切なサポートを行うことが大切です。
『株式会社Lifact』は、広島市にて訪問介護を行っています。
利用者様やご家族のニーズに応じて臨機応変に対応しますので、お気軽にご相談ください。

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