近年、不眠に悩む高齢者が増えています。
しかし、なぜ高齢者は不眠になりやすいのでしょうか。
今回は、高齢者が不眠になる原因について解説します。
▼高齢者が不眠になる原因
■日中の活動量が少ない
日中の活動量が低下することも、不眠の原因になります。
生活にメリハリがなくなると外出が億劫になり、寝つきが悪くなる・熟睡できないなどの睡眠障害が起きやすくなるでしょう。
散歩やストレッチなどを取り入れ、活動量を上げることで良い睡眠がとれるよう工夫することが大切です。
■シャワーだけの入浴
睡眠の質を上げるためには、深部体温のコントロールが重要です。
シャワーだけでは体の深部が温まりにくく、スムーズに入眠しにくくなります。
寝る1〜2時間前に、ぬるめの湯船へ15分ほどゆっくりと浸かりましょう。
■持病
泌尿器疾患や睡眠時無呼吸症候群など、持病が不眠の原因になるケースもあります。
さらに高齢になると生活習慣病や基礎疾患を合併して発症しやすくなるため、持病がある方は専門医に相談することが大切です。
また投薬が睡眠に影響する場合もあるため、不安があれば医師や薬剤師へ相談してみましょう。
■不規則な睡眠習慣
昼寝が増えると夜に眠れなくなり、悪循環に陥りやすいでしょう。
また外が暗くなる前に寝床に入ると早朝に目が覚めるため、昼に眠くなってしまいます。
早すぎる時刻に寝床に入るのは避け、昼寝をする場合は1時間以内におさえましょう。
▼まとめ
高齢者が不眠になる原因は、日中の活動量が少ない・シャワーだけの入浴・持病・不規則な睡眠習慣などが挙げられます。
涼しい時間帯に軽い運動をしたり、昼寝は1時間以内にするなどの工夫をしてみましょう。
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